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はじめに
近年、プロモーション戦略で動画を活用するケースが増えています。
では、動画をどのように導入すれば失敗しないのか。
今回は失敗しないための考え方について解説していきます。
効果的なプロモーション戦略を立案するにあたって、重要な切り口があります。
それは、「だれに・なにを・どのように」です。
この3つの視点を漏れなく考えていくことが
戦略を大外れさせない要因となるのです。
「だれに・なにを・どのように」のそれぞれの要素を説明します。
「だれに」
明確なターゲットを意味しています。ターゲットをはっきりと特定し、
興味を惹くことができる内容を考える必要があります。
ターゲットは、自社の商品やサービスを提供し、利益を上げるのに
充分な人数が確保できる集団であることが前提条件です。
さらに、ターゲットが広すぎると競合他社との
争いが発生するので、競合他社についての動向を分析し、なるべく競争しないターゲット設定も必要です。
これを踏まえて、ターゲットを細分化し、明確にします。
ターゲットを細分化するためには、基準が必要となります。
基準には大きく4つあります。

(1)地理的基準(ジオグラフィック基準)・・・居住地、勤務地など
(2)人口動態的基準(デモグラフィック基準)・・・年齢、性別、所得水準、家族構成など
(3)心理的基準(サイコグラフィック基準)・・・嗜好、趣味、思想など
(4)行動・態度的基準(アクティビティ基準)・・・使用頻度、ブランドへのロイヤルティなど
これらの基準を使いながら、ターゲットを細分化していきます。
例えば、「神奈川県横浜市に住む30歳代の独身男性で、貯金は500万円あり、健康志向である人」などです。
「なにを」
プロモーションする商品やサービス、または企業そのものを意味しています。
商品やサービスは3つの要素に分解することができます。

(1)コア・・・商品・サービスそのもの
(2)形態・・・ブランドやパッケージ
(3)付随機能・・・保証やアフターサービス
この中のどこに特徴があり、強みがあるのか。
競合他社と比べて差別化できる要因があるのかをしっかりと分析し、
得られた結論を中心にアピールポイントとします。
重要なことは、特徴や他との違い、話題性を提供できるものであるかどうか
ということです。
それがなければアピールしても意味がありません。
「どのように」
「だれに」と「なにを」をつなげる部分です。
ターゲットとなる人の受け取り方と、
企業側が伝えたい「なにを」の部分にはギャップが必ず存在します。

環境や商品・サービスに対する知識が違うためです。
このギャップを埋めることが、
「どのように」を考えていくということです。
”どんなギャップ”を埋める必要があるのかをしっかり考えて作ったものほど、
効果は違ってきます。
例えば、ある商品の本質的な価値を、たいていのターゲットの人が
知らない場合、動画によって本質的価値をしっかり伝えることが重要です。
この商品に使われているAというフルーツには1日に必要なビタミンの○○%が含まれています。
という具合です。
まとめ
「だれに・なにを・どのように」をしっかりと
戦略的に考えることによって、動画でプロモーションするという訴求力を
無駄なく活かすことができるようになるのです。
これが、プロモーションを失敗しないための、重要な要素となります。